◆サッポロホールディングス 村上隆男社長

村上隆男社長は1945年8月14日生まれの62歳。0学上では水王星、鷲座、再開期生まれの人になります。

 この星回りは社交上手で人気者。若くして財運に恵まれ、早くから成功します。人生や生活の喜び、それをもたらしてくれる人やモノに素直に感謝する純粋さも持ち合わせています。
 ただ、苦労せずに成功しがちなところもあり、自信過剰に陥りやすいのが欠点。財運も親や先祖から引き継ぐケースが多く、それが悪い方に出てしまうと金銭面がルーズになりかねません。
 社長運をみてみると、再開期に就任しています。0学でみる使命は成長と改革で、村上社長は請われてポストに座ったようですね。

解決していない「難題」見え隠れ

ただ、当時の時代の運気を含めて分析すると、「悩み多し」とありますので、就任直後から頭の痛い問題に直面したはずです。その悩みも、こちらを立てれば、あちらが立たずという難題ばかり。「経費」という言葉が見えますので、金運に関連することもあったのではないでしょうか。その難題のいくつかは、いまも解決していないよう
にうかがえます。
 ただ、金運に関することなら、過剰な心配はいりません。いまこそ財運に恵まれる社長が本領を発揮するチャンスといえます。いつも以上のリーダーシップで経営陣を引っ張っていけば、難題解消の光が差し込むでしょう。
 来年5月には何らかの決断が迫られそうで、再来年は、さらに重要な決断が必
要となる転換期。金運に関係することは、ご自身の財運を信じるべき。どんな難局をも越えられます。

 サッポロホールディングスは2003年7月1日にサッポロビールから商号変更し、持ち株会社制に移行しました。
 0学でみると、同社にとって03年は成長を意味していました。今年を含め、これからは充実がキーワードになります。人にたとえると貫禄ある大人になる時期で、重要な局面に立っているといえます。
 もっとも、同社にはエビスビールという貫禄ある大人にピッタリの商品があります。このコンテンツがヒントになりそうですね。
 株式市場から注目を集めるあの騒動はどうでしょう。サッポロの株式を大量取得し、66・6%まで保有比率を引き上げるなどと提案した米投資ファンド、スティール・パートナーズの一件です。
 サッポロ側が今月6日、買収提案を取締役会で評価すると発表しました。スティールの株式公開買い付け(TOBによる買収提案が乱用目的であると判断した場合、新株予約権発行による買収防衛策を発動することも視野に入れています。
 気がかりなのはその評価期で、来年3月5日までの最大90日間としています。
3月5日は波乱の暗示が出ていますので、この日の決断は慎重を期すべきです。
 ほかに気になるポイントは同社の金運面。これは村上社長の鑑定内容に記した通り。来年行われる北京五輪とは相性がいいので、売り上げ面に結びつけたいものです。
2007年12月19日 夕刊フジより

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